内緒だよ

沼の浅瀬でチャプチャプすることに決めているというブログ

ヲタクにさえ辿りついていない私にとってのジャニーズJr.

3週間ほど前にJr.の一グループへ傾ける情熱の経過観察のためblogを立ち上げたわけですが、今一度基本に立ち返って、ロキノン厨として生きてきた、いや現在進行形で生きている(本命バンドUの初夏のツアーも決まりました!よっし生き抜く!)私の、ジャニーズという団体への認識度の変遷を記してみようと思います。

まず事務所内グループを認識するのは一般ピープルと同じ、いわゆるデビューの時がその瞬間であって、それがバレーボールのコートでいきなり踊り出したり、ドラマの主演に抜擢されたりすると、一気に覚えがよくなります。
一般ピープルは毎週特にお目当てがいなくとも(ロキノン厨は特に)、フラットな状態でMステやCDTVを観るし、なんつってもデビュー組の露出頻度が高いので、そのフラットな状態で自然に曲を覚え、いつのまにか自然にうすぼんやりと個人の名前と顔が一致するようになります。女子なので、というより人間なので、自然に顔面で取捨選択が始まりますし、合コンの場では必ずと言っていいほど「嵐の中で誰が好き?」と聞かれる世代でした。ちなみに顔面では全員ごめんなさいなのですが、インテリアイドル好物の私ですので、その観点で行けば答えは常に櫻井くん一択です。
そうやって、積極的ではなく、テレビをつければ嫌でも目に入る、というデビュー組に対し、その後ろで妙にニコニコしている髭も生えてこなさそうな少年たちが、学芸会の続きのように踊っている“その他大勢”の少年たちがジャニーズJr.という存在であるということだけは認識していました。ただ、あくまでこの子たちはバックダンサーの域を出ず、「お母さんが出ろって言ったから」とか「小学校卒業前の記念で」といった継続性やビジネス臭の全くしない理由で集まって、かっこいいお兄さん達の後ろで寄せ集めで踊るだけ、だと思っており、まさか、この少年たちが何年か後に髭も生えるようになって、滝沢くんとかV6とかのポジションにいずれなるのだと想像もしていなかったわけです。なぜか、Jr.とデビュー組は最初から全く別コースで、前と後ろに同じ時間軸が通っていることに思い当たらなかったのです。
ですが、ちょっと注目度を上げてみるだけで、秘蔵映像と称して、○○のバックで踊る松本潤(当時12才)、みたいな昔懐かしの愛らしい映像が特番などで流れているのは観たことがあったし、そういえば渋谷すばるって名前と顔はデビューする前からなぜかどこかで聴いたことあったよな、と思い当たったり、今や心のリポDfineと化した(ありがとうございます!)キスマイさんはデビュー直後に「下積み時代が長くて大層苦労した」的エピソードを大きくとりあげられてたことも記憶に新しく、そうか、みんな最初はジャニーズJr.だったんだ、と気付いたのがほんの数年前。普通に考えれば、蛙の子って、オタマジャクシだったんだね!という発見よりも、楽に導き出せそうな答えですが、そこはロキノン厨の一般ピープルですので、歌番組でスポットライトの当たらない少年たちの立場になど、思いを馳せる機会はなかったわけです。
ですので、Jr.と言えば10~17才ぐらい、どんだけトウが立ってても19才、という印象が強く、キスマイ最年長KI山さんがデビュー時25才だ(多分)という自己紹介をダウンタウンに披露していた場面を観て(うろ覚え)、正直に「えっそんなのありなの?25才でもJr.枠に入れてもらえたの?!」と本気で驚き、「よくしがみついてたなあ…やめたくなった時もいっぱいあったろうに…」と、苦労人への同情の念を一般ピープルとして抱いていたわけです。(KI山さんについては「ちょっともう待って25才でこの色気ないわ~」と骨抜きになりそうな瞬間が多々あり、そのたびにガタッと立ち上がって「ちがうもう30超えてんだ…」と思い出してしばし呆然とすることがあります。よっ、奇跡の童顔!)
それなのにそれなのに、グループ最年長がデビュー時25才(多分)で一般ピープルの同情を一心に受けるという世の中であるにも関わらず、今のJr.には92年組とか93年組とか言われている、それこそ25才前後の野郎共がひしめいているということに、私は愕然としました。しかも、デビュー未定。群雄割拠とか言われていて、私もういろいろ恐ろしいので、どれだけ交遊関係が築かれていようがSnowMan以外に興味をもたないようにしよう(雑誌読んでても意識して視界に入れないようにしています)と頑なに情報遮断してますので、他を知らない状態で憶測でものを喋りますが、今後アラサーJr.がスタンダードになり、「え?デビューとか、かったるいんですけどー」的なゆとりDNAが横行していく時代が来るということなの???と少なく見積もって(うん、少ないね)2割ぐらい本気で怯えています。
私がSnowManに対して抱いている最大の疑問は、デビューしたいのしたくないのどっちなの?、これなんです。2016年の暮れにすの沼に落ちかけてからつまみ食いしていた雑誌のインタビューで、2017年の目標に「デビュー」を掲げる人が誰もおらず、個人のレベルアップとかを真剣に語っており、どうやら今年もグループ全体の底上げをすることに努め、まだ待機に徹するようなんです。いやちょっと待って、私知らないけど、Jr.の世界はそんなに楽しいのかな?楽しそうだよね確かにね。でも一般ピープルに見つけてもらう前に三十路突入しそうだけど、そこは大丈夫なの?と。私はもう、それしか知らないわけですが、キスマイさんに信頼されて、ほとんど一員(言い過ぎか?)と言っていいぐらいの一体感のあるパフォーマンスを任されているすのがすごく魅力的だったので、ずっとキスマイのバックにいてね(私が嬉しいから)、と思う気持ちも嘘ではありませんが、年下組のニカ千は、もうほとんどすの6人と同い年なわけです。ソロパフォーマンスで5万人のファンを沸かせられる先輩、先輩だけどほぼ同い年、その照明の当たらない後ろの方で踊る俺、というところに、どんな思いがあるのかな、と勘ぐってしまう。とてもいい仕事をしてくれているし、実際私視線持ってかれてるけど、バックダンサーとしての仕事の域は越えないし、礼節の点からいっても越えられないわけだし、そこに悔しさがあってくれたらいいなって思っています。悔しさ強めであって欲しいし、もっとガツガツしていって欲しい、と思う。
ひとえに、会いに行かないファン(⇔会いにいけるアイドル)に徹している私の結論、デビューしてお茶の間で観れるようになってくんなきゃ、私が枯渇するやんけ、というところに落ち着くわけですが。
「地上波に出たーい」と深澤が叫び続けてくれたおかげで、先輩A.B.C-ZさんがMステに引き連れてくれたりして(仕事でリアタイ逃している可哀想な私!糞が!)きっと活躍の場は増えているんだろうし、もしかしたらファン側のデビューを望む声も実はあまり多くはないのかな?と思い始めていたりも。パッと見華のない容姿だけど、主張弱めの塩顔が好きなひとはじわると思うし、誰が飛び抜けてるわけではなくグループの一体感という協調性に好感持つひともいるだろうし、平均的に高身長のスタイルの良さの珍しさに惹かれる場合もあるだろうし、こう考えると、なかなか要素が似てるデビュー組っていないかもね?いけんちゃう?(てきとー)アクロバットに関しては、もう先陣切っちゃったグループいますけど、全体的にはレベルは勝っているはずなんで、嘘やんって度肝抜かせる新技をどんどん取得してこ!うん!あと、歌!


…なんかとりとめなくなっちゃいましたが、話題のステナビ読了後のもやもや抱えてますし、そこんとこは次の日経エンタ読んでから、また考えを整理しよ。片田舎の発売日は6日(月)ですので。